カトラリーたて(cul noir) C107
¥5,500
なら 手数料無料で 月々¥1,830から
すこし底部に重心を持たせた収納道具としてのキュノワール。
手で作る工業製品のような気持ちで作っています。
工房では彫刻刀や器を削るカンナ、筆を入れたりして使っています。
食卓ではナイフやフォークを入れたり、小さな花瓶としても。
一器多用な働きものの器です。
*こちらの商品は、個体差のあるものになりますのでご了承の上ご購入下さい。
φ6.5㎝ ( 内径5.5 ) ×h12㎝

見込み部分(表面)に白、皿裏(裏面)に黒釉をそれぞれ使用し、フランス北西部の街で誕生したキュノワール(cul noir)というスタイルに。キュ=お尻、ノワール=黒という意を合わせて黒いお尻という愛称がその名の由来。
キュノワールはフランスの民芸でもあり、食器や花瓶、収納道具など生活に溶け込んだ存在でした。
人の手でたくさん焼かれ、たくさんの家庭で長く使われたのでしょう。現代まで残るものにはその痕跡が見て取れます。

シンプルな形状と、すこしぽってりとした口作りや器胎の厚さを備えたシリーズで、道具感のあるタフな器作りを目指しました。
個展に出品する作品のほかに、自分のペースで納得のいくものを。
そして、生活のなかでしっかり働いてくれるといいなと思い制作しています。

茨城県笠間市。自然豊かな土地にあるちいさな工房で作品が生まれます。
このシリーズは、自分たちの足元にある粘土や原料を使ったこの土地ありきでできることを考えるきっかけにもしたいと考えています。

cul noirのための”黒釉”には、笠間長石という茨城県笠間市稲田地区で採掘される稲田石の粉末を使用しています。
笠間長石にはすこし雑味が含まれている(精製され過ぎていない)というのが特徴のひとつです。
その雑味成分が釉薬になにか想定外の変化を起こすスパイスの役割として、味わいも生み出すのではないかと感じています。
地元由来の釉薬を使いたいと、構想から1年ほどかけて何度も試作を重ね完成しました。
制作の過程で生まれる個体差について
1点1点すべて手作りで制作しているため、A品・B品を問わず以下のような個体差がある場合がございます。
【ピンホール】
縁やレリーフ部分など釉薬の厚みが薄くかかりやすい箇所には、ピンホールが出る場合があります。
【釉抜け】
釉薬を掛ける際の指跡や小さな釉抜けが残っている場合があります。
【釉下の素地の凹みや線状の跡】
石膏型の状態により、素地に僅かな凹凸が出る場合があります。
また、素地の粘土を伸ばす過程で生じる線状の跡が残っている場合があります。
【縁の細かなクラック】
縁部分を成形する過程で発生する細かなクラックが釉下に残っている場合があります。
【鉄粉】
焼成する窯の中で粘土中から鉄分が噴出するまたは窯の中にある不純物が焼き付くことがあります。
【サイズ】
同じアイテムでも高さや口径などの大きさが違う場合がございます。一度のご注文で複数点ご購入いただいた場合、在庫の中からなるべく似たようなサイズ感のアイテムをお届けいたします。
使用上のご注意
ご購入後は目止めの処理等は必要なくすぐにご使用いただけます。
食洗機 ◯ ※1
ガスコンロ ×
オーブン ×
直火 ×
電子レンジ △ ※2
研磨成分のあるスポンジ × ※3
※1 食洗機の使用は可能ですが、水圧で他の器と接触しないようお気をつけください。
※2 吸水した器には負荷がかかるためお勧めしておりません。
※3 絵付けの作品につきましてはベースになる釉薬をかけて1度焼成した器の上に絵柄を施す「上絵付け(うわえつけ)という技法により制作しています。釉薬で保護されていない絵付け部分がはがれてしまうおそれがございます。そのため、柔らかいスポンジなどでの手洗いを推奨しております。
器の経年変化について
当社では半磁器と呼ばれる素地を用いて制作しております。
半磁器は陶器と磁気の中間の性質を持ち、素地に吸水性があります。素地を覆う釉薬には貫入というヒビがあり、使用により色が入っていきます。色の濃い料理や飲み物、油ものに使用する際は予め水通しして、器に吸水させてからお使いいただくと風合いの変化が緩やかになります。
風合いの変化も楽しみながら、器とお付き合い頂けますと幸いです。