abe pottery studio nooc

2021/05/14 09:33


陶磁器の専門誌、炎芸術に作品を掲載していただきました。


芸術作品としての陶磁器やオブジェの作家を紹介する雑誌で、
私のような日用づかいの器作家はあまり載ることがないので
お話をいただいた時は大変驚きました。


この炎芸術は私が大学の陶芸部に入ったばかりの頃から読んでいて
部室には泥で汚れた昔の炎芸術が何冊もありました。
個人的にバックナンバーも買ったりして、
15年経ったいまでも新しい号が出るたび読んでいます。





誌面に紹介されている作家さんの超絶技巧や、
陶芸自体の可能性についていつも驚かされました。
「陶芸家」といってもいろんな形がありますが、
大学生の私にとって「陶芸家」というのは炎芸術に出てくるような作家さんたちを指していました。


当時美濃方面の20代後半から30代前半くらいの若手作家さんの活躍がめざましく、
炎芸術にもたくさん載っていたのを覚えています。
その中には私と同じように美大出身とかではなく大学のサークル出身で、
大学卒業後、本格的に陶芸の勉強をし活躍している作家さんもいて
彼らと同じように陶芸の学校を受験する動機にもなりました。


専門的な内容なので、どこの書店でも置いているわけではありませんが
もし見かけた際はお手にとってご覧くださると幸いです。




















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