2024/09/15 16:32
伊勢丹新宿店での個展が終わりました。
残暑厳しいなかお出かけくださりありがとうございました。
伊勢丹での個展は5年ぶりでした。
お買い場(伊勢丹では売り場とは言わないのですヨ)も変わったり、
私自身、作るものもだいぶ変わったように思います。
初めて百貨店でご紹介いただいたのも実は伊勢丹だったりします。
久しぶりにお声がけいただき、変化を続けながらも初心を忘れてはいけないなと感じた一週間でした。
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最終日は搬出も兼ねて少し在店させていただきましたが
日中は自由が丘で来年の個展の打ち合わせがありました。
大学進学で上京してきたとき、初めて住んだアパートは自由が丘から2駅の大岡山。
自由が丘にはよく行きました。
東京を離れて10年ぶりくらいに降りましたが
あまり変わらない街並みがとても懐かしかったです。
駅前にタワマンが建つ...!というのには驚きましたが。
当時20歳くらいの阿部青年は大学にも行かず、自由が丘をぶらぶらしていたわけです。
二子玉川にある陶芸部の部室が使えるのは平日は14時ごろからだったのでそれまでは暇です。
器屋や雑貨屋を巡ったり、インテリアのお店を覗いたり、
疲れたらカフェに入って読書したり、焼き物の研究をしたり
お金はあまり落とさずにただ漂っていました。
現在もカフェ巡りが好きなわたくし。
打ち合わせから伊勢丹の搬出に向かう前に一服してから向かいました。
私がぶらぶらしていたのはもう20年近く前になりますが、
もし過去に戻って、漂う阿部青年に出会ったらカフェでマジ説教です。
とりあえず午前中だけでも大学行けよ、と。
あの頃のぶらぶらが何の役にも立っていないとは思いませんが、まぁ時間だけはありました。
当時に比べると現在は多少はちゃんとしていると自負しています。
