abe pottery studio nooc

2024/12/22 23:49


時は今年の11月中旬に遡ります。

中国・蘇州の「ギャラリー本物」さんでの個展が決まったのは2年くらい前でした。
当時はまだまだ先の話...と思っていましたが、
あれよあれよという間に来週中国...?何も準備してないけど...。

現在は緩和されていますが、
11月の段階では中国に渡航するには観光であってもビザの取得が必要でした。
(タイミング悪く、渡航して数日で緩和されビザ不要に...)
まず有明にある中国ビザセンターでビザを発行してもらいにいきます。

書類を揃えるのが結構面倒で、写真用意したりなんやかんやで徹夜。
色々苦戦しながらも出発前日の夕方に無事ビザが発行されました。
本当にギリギリでした。。


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翌日、午後の便で成田から3時間ほどで上海浦東空港に。
ギャラリーのオーナーさんたちと合流し、そこから車で2時間ほどの蘇州を目指します。




蘇州に到着するともう21時。
蘇州名物を食べに連れて行ってくれました。
まずは細打ちの麺料理。
蟹のまぜそばのような感じです。前菜は目にも楽しいです。



そこから近くの宿まで案内してもらいその日は就寝。
明日からの在廊に備えます。
ギャラリーが用意してくれた宿もオリエンタルな雰囲気。
おかげさまで快適に過ごすことができました。




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翌日はいよいよ個展の初日ということで在廊に向かいます。
その前に朝からやっている食堂で朝ごはん。




確かスーヨーピンという名前のデニッシュ風のものと、少し甘さのある豆乳を丼1杯。
朝からお腹ちゃぷちゃぷになります。

近場の移動は電動スクーターが多く、毎回後ろに乗せてもらいましたがちょっとエキサイティング。
交通ルールも大体な雰囲気で、ですがなぜか事故は起こらないという。
運転が上手いのかある意味譲り合いなのか...。




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ギャラリーに到着。
先に送っていた作品たちとも海を超えて再会しました。
日本で見るのとは作品の印象も違って見えます。
お花も素敵に活けてくださいました。







初日は中国のお客さまにたくさんお越しいただき、
これまでいろんなルートから中国に渡っていたであろう器も
最終的には欲しい人のところへ届いていたようです。
日常のなかで使っている様子など見せてくれました。

まとまった数の作品を見るのは初めて、という方が多く
みなさんとてもじっくり選んでくださいました。
オーナーは中国茶への造詣が深く、お客様にお茶を淹れたり
私も一日中お茶をいただいていました。
2時間、3時間とゆっくりしていかれる方が多かったです。

その日の夜はグルメ評論家の方(?)とギャラリー関係者で
煌びやかなホテルのレストランに。
ここでも蘇州名物をいろいろいただきました。




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個展初日の夕方、オーナーが「明日は結婚式がある」と言っていたので
「明日は居ないんですね、ok」と返したら
「あべ老師も一緒に行くんだ」と言い出しました。

何度も確認しましたが、明日は私も結婚式に出席することになりました。
しかも中国では朝昼晩の3部制らしい。

いや、服は...?そもそも知らない人だけど大丈夫?
在廊はしなくていいのかいー?
「ゴンシー ニンジェフン(結婚おめでとうございます)」
明日は寝る前に検索したこのワンワードで乗り切ることになりそうです。


つづく




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